金型修正を繰り返すようでは、結果として量産立ち上げまで遠回りをすることになってしまいます。

私たちは金型製作に取り掛る前に入念な打ち合わせを行い、徹底的に成形性の不具合懸念を潰しこむことで、金型完成後の成形テストで発見される成形品の改善点を最小に留め、その結果最小限の金型修正・玉成(金型仕上げ)にて最短で製品の量産までたどり着かせます。

事前打ち合わせを入念に行うことで”より良い成形品をつくる”という最終目標に向かってエンドユーザー様・成形メーカー様のニーズや必要ロット数に応えた最適な仕様で金型をご提案させて頂きます(カセット型・ラピッドプロトタイピング等試作型にも対応します)。

 

※カセット型:入れ子交換方式のモールドベース共用型

※ラピッドプロトタイピング:機能性・安全性テスト等向けの、総生産数は数百個程度だが実際の量産時と同じ生産方法・材質等にて行う試作 

 

製品設計より生まれた部品のすべてが成形に向いた形をしているいるとは限らないと思います。形状が持つ不具合発生要素を打ち合わせ段階であぶり出し、事前に形状の修正を相談もしくは弊社にて修正をしてご提案させて頂きます。

 

とかく他社製金型のメンテナンスや修理、改造は依頼しづらいものだと思います。それが型図やCADデータ等が無い、海外製等(特に中国製・韓国製)の金型であるとなれば尚更だとも思います。

私たちには金型を手加工できる職人がおりますので、弊社以外で昔起した金型等で型図やCADデータ等が無くても、可能な限りリバースエンジニアリングやこれまでの知識と経験で金型修正や修理・改造に対応します。

 

 ※リバースエンジニアリング:実物の金型より採寸をして寸法等の情報を入手し、CADにてデータ化を行い再度CAMにてデータ作成、ないしは直接加工を行う修正・改造